いま、この国は、誰もが社会に対して「無責任」になっています。
自分の責任じゃない。誰かがやってくれる。自分だけ良ければいい。あとのことは知らない。こんな大人たちを見て、ぼくたちの子どもたちは、未来に夢や希望を持てるのでしょうか。ぼくたちは子どもたちに、何を誇れるのでしょうか。
大手都銀の都心の支店勤務。仕事も給料も、何も不満があったわけではありません。でも、ぼくは、考えたのです。 不良債権を抱えた銀行は、何兆円もの公的資金の投入で救われました。 でも、ぼくをかわいがってくれた中小企業の社長さんのことは、誰も助けてはくれません。 それどころか、銀行によって、どんどん潰されていったのです。 「何かがおかしい」。そして、「銀行マンが悪いわけじゃない。社会の仕組みが間違っているんだ」そう感じました。
そう思ったとき、ぼくは、銀行マンの辞表を書いていました。そして、政治の世界に飛び込んだのです。
偉くなりたいわけじゃない。おカネが欲しいわけでもない。ただ、いまを生きる世代として、社会に対する「責任」を果たしたい。そして、より良い江東区を、子どもたちにバトンタッチしたい。 その想いを胸に、現場の声を聞きに、区内を駆け巡っています。
変わる明日のために、皆さんの声を聞かせてください。
落選中の4年間も、変わらずに地元(地域)活動を続けさせていただきました。新たにPTAなど子どもに関わる活動もリアルにスタートし、その中で、また様々な課題に直面しました。
2018年6月に発生した大阪北部地震でのブロック塀倒壊による事故、また2019年5月には大津市での交通事故、川崎市での事件と相次ぎ、本当に心が痛む報道が後を絶ちません。
こうした事故・事件は決して他人事ではありません。いつ、私たちの住むまちに起こっても不思議でなく、想定していかなければならないことです。
私は、東日本大震災後初めての区議会本会議での質問で、「3.11後の視点」という言葉を使いました。江東区という基礎自治体として、危機管理やエネルギーの問題にどう取り組んでいくのか。この「3.11後の視点」を忘れてはならないし、その上で私たちが考えて取り組んでいかなければならいのは「2020年」の後のまちづくりです。
これこそ、「次の世代に何を残せるのか」という私たちにとっての最大の課題であり、果たさなければならない責任だと考えています。そのために、皆さんのお声をお寄せください。それが、江東区を前に進めるエネルギーになります!
みんなの顔の見えるこの街で、ひたむきに地域密着の活動をすすめています。みなさまの声はじんのゆずるのエネルギー。ぜひとも、ご意見・ご要望をお聞かせください。